サービス業で1時間あたりの1人の売上高の基準を皆さんはご存じですか?
答えは、6000円と言われています。
10分にすると当然ですが、1000円になりますね。
この価格を聞くと、世の中でよく目にしますよね。
たとえば、床屋さんで有名なQBハウスさんもそのくらいの価格になっていますし、夜のお店もそのくらいの価格になっています。他にもたくさんあると思います。これを基準として、それにいろいろなオプションや付加価値が付き、価格が設定されていると言われています。
これを踏まえて、IT業界でよくある人月単価に換算すると、960,000円になりますよね。さて、皆さんの契約金額はいかがですか?
上回っていますか?下回っていますか?
上回っている方は、とりあえず良しとしましょう。
下回っている場合は、世の中の基準より低いということになります。
そういった方は、おそらく給与に対する不満が多い場合があります。
では、何が足らないのでしょうか?
何をすれば基準を上回ることができるのでしょうか?
ちなみに、私がこの話を聞いたときは、30代の時でした。
その時の私の契約金額は60万でした。物凄く悔しくてたまりませんでした。
俺って基準以下なんだ・・・そんなの嫌だ!
と思い、どうしたら基準を上回ることができるんだろう、と考えた結果、周りの先輩方で基準より上回っている方と同じプロジェクトに参画させていただいたり、可能な限り何でもお供させていただきました。1名だけの方だと偏ると思って、数名の方に協力いただきました。そうしたら私と全く違う事がわかりました。それは、時間の使い方でした。
1日24時間、8時間はオンタイム、仮に8時間睡眠を取ったとして、その残りの8時間の使い方が全く違っていたのです。その方たちは、その8時間を使って、自分への投資を行っていました。逆に私はその時間、消費しか行っていませんでした。
それを知ってから、私もその8時間を自分への投資の時間に使うようにしました。
その話をすると、ある人は、そんなに私は働きたくない。ワークライフバランスを重視したい。とか言いますが、やってみるとわかりますが、全くその8時間は苦にならないのです。
それはなぜか?
その8時間は、生産性のスイッチをOFFにすることができるのです。
OFFにできるということは、ONがないとOFFにはできないわけです。
これに取り組む前の私は、オンタイムがOFFだったことに気づきました。OFFの時間をつくると、オンタイムが自然とONの変わっていったのです!
これが生産性を上げるエンジンとなり、良い行動や言動につながり、結果、契約額を上げて頂けたと思います。
生産性を上げるということは、最初から難しいことや理屈で取り掛かって何も進みません。まずは、そういったことができる体質改善が必要です。自分でできることから取り組む事が最も重要だと思います。この取り組みはいつからでも自分ひとりでスタートできます。
生産性のスイッチをONにしましょう。
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